口唇炎はなぜ起こる?唇が何度も荒れてひび割れる理由とケア方法
冬になるたびに唇がひび割れ、リップバームを塗っても何日もヒリヒリするなら、一度は「口唇炎」という言葉を検索したことがあるかもしれません。名前は難しそうですが、意味はシンプルです。唇に起こる炎症をまとめて呼ぶ言葉です。
問題は、原因が一つではないことです。そのため、「口唇炎にはこれがいい」という言葉だけを信じて試した結果、かえって長引くことも少なくありません。
口唇炎が起こるよくある原因
1. 乾燥と唇をなめる習慣
最もよくある原因です。唇には皮脂腺がほとんどないため、もともと乾燥しやすいのですが、乾燥したからと唾液で湿らせると、唾液が乾くときにさらに水分を奪っていきます。これを繰り返すと、唇が荒れてひび割れます。唇の周りまで赤く縁取られることもあります。
2. 新しく使い始めた製品による刺激
リップバーム、口紅、歯磨き粉、さらには毎日食べている食品が原因のこともあります。新しい製品を使い始めてから唇がかゆくなったり、ヒリヒリしたりするなら、まずその製品を疑ってみてください。香料、メントール、一部の防腐剤はよく知られた原因です。
3. 日光
屋外で過ごすことが多かったり、長時間日光を浴びたりする人は、下唇がざらつき、輪郭がぼやけることもあります。唇も紫外線を浴びます。
4. 口角だけが切れるとき
口角の両側だけが裂けてひび割れるなら、「口角炎」の可能性があります。唾液がたまりやすい場所なので菌が繁殖しやすく、栄養状態や入れ歯、マスクの着用とも関係があります。
これは必ず見分けてください
唇や唇の周りに小さな水ぶくれが集まってでき、ヒリヒリしたあとに破れるなら、単なる乾燥ではなく、ヘルペスの可能性があります。この場合はリップバームでは解決しないため、まず病院を受診してください。
自宅でできるケア
- **唇をなめない。**最も難しいですが、最も効果があります。
- **低刺激のリップバームをこまめに、夜は厚めに塗る。**香料やメントールが入っていないものを選びましょう。洗顔後、唇が乾く前に塗るとさらに効果的です。
- **皮むけをむしらない。**リップバームでやわらかくしたあと、自然にはがれるのを待ちましょう。
- **新しく使い始めた製品があれば、しばらく使用をやめてみる。**リップ製品だけでなく、歯磨き粉もです。
- **外出するときは紫外線対策をする。**紫外線防止機能のあるリップバームやマスクも役立ちます。
- **室内の湿度に気を配る。**暖房を使う季節は、加湿器も一緒に使いましょう。
皮膚科を受診したほうがよいとき
- 2~3週間を超えてケアしても変わらないとき
- 浸出液が出たり、かさぶたが繰り返しできたりするとき
- 水ぶくれが集まってできるとき
- 口角のひび割れが何度も再発するとき
- 唇の色が変わったり、輪郭がぼやけたりするとき
口唇炎は原因によって使う薬がまったく異なります。長引く場合は一人で我慢するより、受診するのが結局いちばん早いです。
まとめ
口唇炎という一つの名前のもとに、さまざまな原因があります。ほとんどは乾燥や習慣から始まりますが、水ぶくれがあったり、長引いたりする場合は、リップバームではなく受診が必要です。
※この記事は一般的な情報であり、診断に代わるものではありません。症状が続く場合は、皮膚科専門医に相談してください。


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