塗るとスーッとするクーリングリップバーム、ただ良いだけ?メントールリップバームが合わない唇
塗った瞬間、唇がスーッとするリップバームがありますよね。ひんやりして、なんだかすぐに効果が出るような感じ。だから、あえてクーリング感のあるリップバームばかり探す方も多いです。
でも、そのスーッとする感じは、実は保湿とはあまり関係がありません。
スーッとする感じの正体
クーリングリップバームのひんやり感のほとんどは、メントールによるものです。メントールは、皮膚の冷たさを感じる感覚受容体を刺激するため、実際に温度が下がっていなくても「ひんやりする」と感じさせます。ペパーミントオイル、カンフル、ユーカリオイルも似た感覚をもたらします。
つまり、スーッとするのは唇がうるおったからではなく、感覚がそう感じているのです。保湿をするのは、一緒に配合されているオイルやバターです。
こんな唇なら、一度疑ってみてください
普段は問題なくても、こんなときはクーリング感がかえって負担になることがあります。
- 唇がひび割れていて、塗るとピリピリしたりヒリヒリしたりする日
- 唇の周りがよく赤くなったり、かゆくなったりする
- 塗るとひんやりするけれど、少し経つとさらに乾燥した感じがする
- 1日に何十回も塗り直す習慣がついている
特に最後の2つは、多くの方が経験するパターンです。スーッとする感じが消えるとまた塗りたくなり、そのうち唇を何度も触ったりなめたりしてしまうんです。唇に唾液がついて乾くことを繰り返すと、かえってさらに乾燥します。
全成分表示でチェックしたい名前
リップバームの裏面にある全成分表示に以下の名前があれば、クーリング感を与える成分です。
| 全成分表示 | 感じ方 |
|---|---|
| メントール | 最も一般的なクーリング成分 |
| カンフル | スーッとしつつ、少し温かい感じ |
| ペパーミントオイル、ハッカ葉油 | さわやかなミントの香りとクーリング感 |
| ユーカリ葉油 | ひんやりしていて、香りが強め |
配合されているからといって、必ずしも悪いわけではありません。唇に問題がないときに、気分転換として使うのは大丈夫です。ただ、唇がすでに敏感だったり、ひび割れていたりするなら、そのときだけはクーリング成分の入っていないリップバームのほうがずっと快適かもしれません。
では、どんなリップバームを選べばいい?
唇が敏感なときは、「感じ」よりも「残るもの」を見ればいいです。
- 全成分表示の前のほうに、スクワランやシアバターなどのオイル・バターがあるか
- メントール・カンフル・香料が入っていないか
- 寝る前に厚めに塗っておけるテクスチャーか
また、リップバームを変えても唇がずっとヒリヒリしたり、腫れたり、浸出液が出たり、何週間も治らなかったりするなら、リップバームが原因ではないかもしれません。その場合は、皮膚科で診てもらうのがいちばん早いです。
ひとことでまとめ
クーリング感はひんやりする「感じ」で、保湿をするのはオイルとバターです。唇に問題がないときは楽しんでもいいですが、ヒリヒリしてひび割れている日は、メントールの入っていないマイルドなリップバームにしばらく切り替えてみてください。



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